Blurring boundaries and crossing borders in Medical Education – Practice and Research

Abstract

世界医学教育連盟（WFME）がそのグローバルスタンダードにおいて強調しているように、保健医療関連部門を中心とした他学部教員との協働や専門職連携教育の開発は、医学教育において必須の導入領域です。しかしそこには、個人間、職種間、講座間、そして学部間と様々な「境界や壁」が存在します。今回のシンポジウムでは、ご経験の深い演者をお招きし、様々な観点から「境界や壁を超える」ためのティップスや難しさについて、卒前はもとより卒後教育も視野に参加者の皆様と一緒に考えます。「カリキュラム改革」ではSusan Bridges先生に、香港大学におけるカリキュラム改革のプロセス、及び「教育学者」として医療系教員とカリキュラム改革を実践してきた職種間連携の経験をお話しいただきます。また「ごちゃまぜ！職種間連携と医療者教育」では吉村学先生に、地域医療における多職種協働と教育-そこからみえてくるものをご紹介いただきます。＊質疑応答や意見交換は、原則日本語により行われ、オープンディスカッションの時間をセッションの間に設けております。